S14 シングル最終875位(R1957) 水の都の護海豚

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どうもぎんしゃりです。シーズン14お疲れ様でした。

今回想定外のことが色々起こったもののなんとか3桁に滑り込む事ができたので記念と今後の為に構築記事を書こうと思います。

興味のある方は読んでいって下さい。


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[並び]


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美しさ全振り構築

[構築経緯]

折角レギュレーションの変更により解禁ポケモンが大量に追加されたので、ここから前期のストレスであった電磁波展開に強いポケモンを探していた所タケルライコが好みの性能をしておりランドロスと組み合わせることで強いサイクル構築が出来るのではないかと考えた。

実際なかなか強く終盤直前まで3桁キープしていたが上位帯にライコランドの並びが流行ったせいか、4試合連続不意の氷テラバーストでEasyWinを許し、基本選出に疑心暗鬼ではやっていけないと判断し解散

 

最終日の数日前に構築•レート•やる気が消失してしまったが

環境からも解禁ポケモンの大半が消失している事に気づき、前期のイルカマンの構築で戦えるのではないかと考えた。

 

前期の構築の要点は

対面性能の高い先発+イルカマン+受け駒

による疑似的な2vs2からイルカマンを展開するというもの(先発が負けてもジェットパンチで縛り状態)

 

使用感の良かった先発駒として襷テツノドクガ

受け駒としてゴツゴツメットサケブシッポ

イルカマンの運用が難しい場合の裏エースとしてブーストエナジートドロクツキを続投し

残り2枠を構築に足りない点や解禁ポケモンへの対応枠とした。

まずパーティに欲しいのが

  1. 電磁波耐性
  2. アカツキガチグマ等の特殊アタッカー
  3. 地面の一貫
  4. 特殊火力持ち

次に解禁ポケモンで意識したのが

  1. ブリジュラス
  2. タケルライコ
  3. アシレーヌ

これらの要素を突撃チョッキを持たせた電気テラスラティオスなら満たせると思い採用

 

次にこのままだとパオジアン入りにテツノドクガを出した時、赫月ガチグマやDに厚いランドロスが先発だとジェットパンチ圏内に押し込めないため

パオジアン•赫月ガチグマ•ハバタクカミ•ランドロスの4体に仕事が出来る先発要員として

かえんだまラティアスを採用して構築を完成とした。

正直構築の見た目を良くする為にラティアスを採用したのは否めないが

結果的に強烈な選出誘導となり、前回の構築で最も対処が難しかったパンチグローブ連撃ウーラオス(ビルドや剣舞型)の抑制に繋がったので急造構築にしては成功したと言える

 

[個体紹介]

◆イルカマン


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特性:マイティチェンジ

 

性格:意地っ張り

 

持ち物:オボンのみ

 

テラス:ステラ

 

実数値:191(124)-220(156)-140(180)-☓-113(44)-121(4) 変身後

 

調整意図 B:ナイーブフォルムが陽気鉢巻ガブリアスの逆鱗耐え

 

     D:H252にした時と同じくらいの耐久

 

                    残りA余りs

 

技:ジェットパンチ / ドレインパンチ / れいとうパンチ / ビルドアップ

 

エースであり相棒でありこの構築の守護神

序盤はエンテイスイクンによる火傷、解禁ポケメタの毒びし展開に強いノーマルテラスから元気型で暴れるつもりだったが皆駆逐されたせいでお蔵入りに

耐性変更で電気テラスと迷ったが最終日ステラの瞬間火力のお陰で連勝出来たので良しとする

ブリジュラスやアシレーヌ、ラティ兄妹と厄介な相手が追加されたが逆にウーラオスとの差別化点になりそうで考察の余地あり

最終日あり得ない負け方をして凹んだが、そこから3連戦イルカマンが大暴れしてくれたおかげでメンタル回復と3桁達成出来たので感謝

SV対戦を楽しむには必要不可欠な存在なのでこれからもよろしく頼む

 

 

ラティオス


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特性:浮遊

性格:ひかえめ

持ち物:突撃チョッキ

テラス:電気

実数値:183(220)-☓-101(4)-187(156)-144(108)-133(20)

 

調整意図 H:8n-1でできるだけ高く

     D:テラス時エナジーカミの攻撃ほぼなんでも確定4発耐え 

      特化眼鏡ムーンフォーステラス無しで確定耐え

    C205赫月ガチグマのブラッドムーン~49%

     S:準速カイリュー抜き

     残りC

     

技:ラスターパージ/流星群/10万ボルト/シャドーボール

 

今回のMVPであるお兄ちゃん タケルライコを使っていた時の電磁波耐性と電気タイプの通りの良さ、チョッキランドロスを使っていた時の特殊方面の硬さと地面の一貫を切れる強みが忘れられなかったので代わりを探していた所辿り着いたポケモン

 

電磁波は構築に透かせるポケモンがいなく高確率で撃たれるため、そこを電気テラスで1ターンのアドバンテージに変換する

さらに相手視点ラティオスの耐久なら殴り勝てると判断して突っ込んで来てくれるので多くのカミやサーフゴーを返り討ちにした

 

専用技ラスターパージのお陰で、ハバタクカミのムーンフォースと殴り合いをしても勝ちやすく、悪タイプ以外の安易な交代を許さないのが非常に強力

終盤に大流行したブリジュラス相手もラスターパージから入ることでミラーコートをケアしつつDダウンを狙えるので大半の型に対応することが出来た

 

火力を削ったぶんミリ残しで負ける試合もミリ耐えで勝った試合もあったので調整が難しいが今後も戦っていける型であると思う

 

ラティアス


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特性:浮遊

性格:ずぶとい

持ち物:かえんだま

テラス:ほのお

実数値:187(252)-☓-144(164)-131(4)-160(76)-132(12)

 

調整意図 B:特化悪テラス鉢巻パオジアンの噛み砕くを最高乱数以外耐え

     Sは準速カイリューまで振って残りをガチグマやサーフゴーを意識してDに

 

技:ミストボール/テラバースト/自己再生/トリック

 

妹 相手の先発候補が絞り込めない場合の誤魔化し枠として採用した

パオジアンやランドロスが先発なら火炎玉をトリックし、ハバタクカミやガチグマが先発ならミストボール、ハッサムやサーフゴーならテラバーストで破壊を狙う

相手のエース格を火傷やCダウンといったサケブシッポのアンコール願い事とは別方向でエースのサポートを行えるのは魅力的と感じた

 

突貫構築故の苦し紛れで選出することが多く勝率が低くても仕方ないと割り切っていたが予想以上に勝利に貢献してくれた女神

…かと思いきや最終日の3桁ボーダーを掛けた試合でブラッドムーンしか打点のないガチグマ相手に11回のうち8回麻痺で動けず敗北というやらかしを披露

その後お兄ちゃんとイルカマンの奮闘で巻き返したものの電磁波恐怖症になってしまい今季ランクマ撤退の原因に

 

◆トドロクツキ


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特性:こだいかっせい

性格:ようき

持ち物:ブーストエナジー

テラス:ひこう

実数値:191(84)-181(172)-98(52)-☓-122(4)-180(196)

 

調整意図 B:ステルスロックとノーマルテラスカイリューの鉢巻神速確定耐え

 

     S:オーガポン抜き抜き

 

     残りをA

 

技:はたきおとす / アクロバット / 地震 / みがわり

 

構築の裏エース イルカマンが苦手なドヒドイデやイダイトウがいる構築、対面的な選出をしたい時に働いて貰った。最終日イエッサンが流行り思わぬ形で出番が増加

技構成については前回挑発の枠をサケブシッポの電磁波警戒でされる電気テラスやドヒドイデ、タケルライコに抜群をつける地震に変更

クロバット型は地震の採用率が低く鋼テラスや岩テラスされることが多いので想定以上の活躍をしてくれた

ハバタクカミやパオジアンの上から攻撃する機会が意外と多かったので最後まで諦めない方がいいと思った

 

 

◆サケブシッポ


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特性:こだいかっせい

性格:ずぶとい

持ち物:ゴツゴツメット

テラス:みず

実数値:221(244)-☓-166(252)-☓-135-133(12)

 

調整意図 S準速カイリュー抜き

 

     残りをBに

技:電磁波 / かなしばり/ アンコール / ねがいごと

 

相手のあらゆる攻撃を受ける頼もしい重装

技選択は基本的にアンコールか願い事をするのだが相手の積み技をアンコールした際手に負えない状態になることが気になったためステルスロックの枠を金縛りに変更した

わるあがきしてでも居座る人がいるがゴツゴツメットのお陰で相手は予想外のスピードで自爆していく上こちらは願い事で体力管理しているので基本的に相打ち以上の展開に持ち込める

 

願い事はイルカマンの無償着地やドクガの襷復活、ラティオスとツキの回復がこの構築の強い動きなので継続

 

電磁波は決まれば強力だが全員警戒するので基本的にアンコールが決まった時の交代際にしか使わなかった

ステルスロックが欲しい場面もあったので入れ替えるなら多分ここ

 

最終日サブROMで相手のカイリューの鋼テラスアイアンヘッドを考慮して水テラスするも、相手も電磁波考慮の電気テラスする噛み合い事故が多発したので電磁波ケアも出来る電気テラスで良かった(連撃ラオス意識の水テラスだったがラティ兄妹で抑制してたので尚更)

 

3桁帯でわるあがきの仕様を知らずにアンコールしたアホは自分くらいだと思う(1敗)

 

 

◆テツノドクガ


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特性:クォークチャージ

性格:おくびょう

持ち物:きあいのタスキ

テラス:ノーマル

実数値:155-☓-80-192(252)-130-178(252)

 

調整意図 S 同速意識で最速

技:ほのおのまい / ヘドロウェーブ / どくどく / サイコキネシス

 

選出率断トツNo.1の切り込み隊長

ドヒドイデやコノヨザルに有効打がない振りをしながら炎の舞でC上昇させつつサイコキネシスする動きがめちゃくちゃ強い

炎毒の一致技、毒菱毒毒、回復技にエナジーボールやメテオビームまで候補になるので基本的にサイコキネシスは警戒されない

 

ラスタルは前回同様ハバタクカミやサーフゴーの有効打を透かせるノーマル

今回はエスパー技を等倍にしたりイダイトウのお墓参りを透かして拾った試合もあり相変わらず使用感は良かった

 

パオジアン対面、順位が上がるにつれて絶対零度を使われる頻度も上がり無償突破の頻度も上がるという謎現象にSVの闇を感じた。

 

[選出パターン]

大半の場合ラティオスorラティアスorテツノドクガから1体+サケブシッポ+イルカマンorトドロクツキ

パオジアンがいるならテツノドクガ、ガチグマならラティオス、両方いるならラティアスを先発にする

 

対受けループでは相手のドヒドイデをテツノドクガのサイコキネシスで落とすことを意識

今月はラティオスドクガツキの対面選出もすることがあった

 

[重いポケモン]

  1. バンギラス イルカマン以外後出しからでも負け兼ねない
  2. 後発パオジアン イルカマン選出してるなら五分
  3. 電磁波に命をかけてる構築 選出した3匹全員が電磁波持ち 運が悪いので普通に負ける

 

[最後に]

先月楽しくポケモンをやろうと誓ったが対戦環境がそれを許してくれないと感じた1ヶ月だった

また楽しめそうな時にやろうと思います

それでは最後までありがとう御座いました